知能情報コースとは

人間・知能、社会・ネットワーク、設計・システムの3種類の切り口から知能・情報を総合的に教育します。

社会および産業界における情報テクノロジーの重要性は日を追って増してきていることは明らかで、そこで必要となる人材、 すなわち高度な専門教育により、斬新な発想と豊富な知識と技術を有する指導的なエンジニアを送り出すことを目的として、 より具体的で高水準の研究テーマにより教育を行うことが本コースの特徴です。

知能情報工学コースは、情報という側面から「人」の知能・感性などを解明していくことと同時に人にやさしい技術を身に付けること、 さらに、社会および社会システムにおける情報のもつ機能・役割について十分理解し、 情報技術の社会貢献について深い洞察力を持って取り組むことのできる学生を育成することを教育目的とします。 そこでは、人間の知能とその社会活動を支える人工システムの基礎となる現象の解明、モデル化、システム化に至る問題を全体のテーマとします。

研究領域は人間・知能情報学を共通基盤として、ネットワーク・社会情報学とシステム・設計情報学への展開をソフトウェア・ハードウェアに とらわれずに取り組むことにより高度で柔軟な研究領域を開拓していくことを研究目的とします。

本コースの骨格は、学部の構成と同様に、情報テクノロジーの応用分野を大きく視野にとらえ、 ロボットで代表される、メカトロニクステクノロジー分野、人間工学や福祉の観点からヒューマンファクタテクノロジー分野、 人工知能や自然言語処理などのソフトウェアテクノロジー分野で成り立っています。

教育研究上の目的と3つのポリシー

青山学院大学大学院理工学研究科理工学専攻知能情報コースの教育研究上の目的と3つのポリシーをご紹介いたします。

教育研究上の目的

知能情報・ヒューマンインターフェース・ネットワークをキーワードに工学専門領域からビジネスまで広範囲に勉強・研究する。話題のロボット工学で世界をリードするなど理系出身者が専門知識を高める専門フロンテイアプログラム、また最新のネットワーク技術でビジネス開拓を目指すなど、文系出身者を受け入れる複合フロンテイアプログラムが存在する。

3つのポリシー

アドミッションポリシー(入学者受入れの方針)

知能情報コースは、以下のような能力・意欲等を持った入学生を求める。

  1. コンピュータおよび通信技術の専門分野における確たる基礎力を有すること。
  2. 21世紀に急速に進歩を続けるコンピュータおよび通信技術を積極的に吸収し、社会に貢献しようとする高い志があること。
  3. 技術者・研究者として社会と科学技術との関係に強い関心を持ち、かつ高い倫理観を身につけることに意欲のあること。
  4. 博士後期課程においては、博士前期課程において知能情報関連の高度な専門知識を獲得し、知識および情報処理分野の研究者として高い研究遂行能力を身につけていること。

カリキュラムポリシー(教育課程編成・実施の方針)

博士前期課程

カリキュラム体系
  • ソフトウェアテクノロジー、メカトロニクステクノロジー及びヒューマンファクタテクノロジーの3 領域について、1つの専門領域と関連する残りの2つの領域を組み合わせて学習することにより、T字型専門家の育成に努め、「講義」と「対話形式のディスカッション」の両者をバランスよく配置したカリキュラム構成とすることを目標としている。
  • 専門フロンティアと複合フロンティアを設け、専門フロンティアでは特定の工学的専門領域を深く研究し、複合フロンティアでは理系と文系の境界領域について広範な知識獲得と社会に対する提案を行う。
特色
  • 専門フロンティアでは、必修となる特別実験の他に、輪講および、専攻共通科目を基礎として、研究課題の発見や解決のための実践力の基礎を学習する。科学技術英語Ⅰ・Ⅱは前期に配置されて、国際的な発表の準備を行う。環境科学、リスクベース安全工学、知的財産は、幅広い情報分野外の知識を得て、情報分野へ展開する研究の視野を広げる。さらに、問題解決演習、研究開発特論によって研究のプロセス運営方法を学ぶ。
  • 複合フロンティアでは、講義課目等は専門フロンティアと同等であるが、特別輪講および、光ベンチャービジネス、グローバルエコノミー、ハイテクビジネス特論など複合フロンティアで重視する、ビジネス分野で役立つ科目を設置している。

博士後期課程

カリキュラム体系
  • 博士後期課程では「大学院設置基準」第4条第1項にあるように「高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養う」ことをカリキュラムの要諦としている。
  • 博士論文の作成指導では、コンピュタと通信分野で独創的な成果をあげられる専門能力を育成する。
特色
  • コンピュータ技術および通信技術の進歩は、ムーアの法則で知られているように急速である。最先端の技術に常に挑戦する研究を進めている。
  • インターネットの普及が社会変革をもたらす時代になりその重要性が再認識されている。社会人ドクター入学を積極的に推進し、本学が社会との交流を積極的に進める場となるよう努力している。

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

博士前期課程

知能情報コースは、以下の要件を満たす学生に対し、「修士(工学)」又は「修士(理学)」を授与する。

  1. 学部における情報テクノロジーの理論や応用の基礎の上に、各専門領域の学術水準の理論や応用の分析の基礎を修得できていること。
  2. 各専門領域の基礎的学術的研究成果について展望できるようになること。
  3. コンピュータサイエンスの諸問題の本質について認識できるようになること。
  4. コンピュータおよびネットワーク技術分野において研究課題を自ら設定し、修士論文を作成し発表できること。
  5. コンピュータサイエンスの専門性と豊かな人間性に裏付けられた堅実な社会人になっていること。

博士後期課程

知能情報コースは、以下の要件を満たす学生に対し、「博士(工学)」又は「博士(理学)」を授与する。

  1. 各専門領域の学会水準に対応する高度な理論展開や応用分析の能力を獲得できていること。
  2. 各専門領域の学術的研究の諸問題について展望できるようになること。
  3. コンピュータサイエンスの諸問題の本質について広汎かつ深く認識できるようになること。
  4. コンピュータおよびネットワーク技術分野において研究課題を自ら設定して体系的に研究活動を進め、学術的論文を作成し学術誌や学会等において発表できること。
  5. 研究活動の成果を博士論文として作成、発表できること。
  6. コンピュータサイエンスの高度な研究能力を修得した専門性とともに、広汎な社会的視野と積極的に社会に貢献する行動力を備え、包容力に富む人間性に裏付けられた堅実な社会人になっていること。

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